ストロンチウム除去装置を始動 福一の汚染水処理

東京電力は10日、福島第一発電所でストロンチウムを除去するRO濃縮水処理設備の運転を開始した。

汚染水に含まれる核種のうち62種を除去する多核種除去設備(ALPS)や、より高性能の多核種除去設備など複数の汚染物質除去設備を稼働、あるいは試験運転中だ。今回の設備は、これら多重的なリスク低減策のひとつとして運転開始したもので、処理能力は500〜900立法メートル/日、ストロンチウムを100〜1000分の1に低減する能力(目標)がある。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで