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福島第一でリスク低減マップ 規制委原子力規制委員会は、12月24日の定例会合で、福島第一原子力発電所廃止措置に関する「中長期的リスク低減目標マップ」を作成し目標達成状況の評価を行うことを了承した。 同日会合で原子力規制庁が示した「中長期的リスク低減目標マップ」のたたき台では、(1)液体放射性廃棄物(2)固体放射性廃棄物(3)放射性物質の追加放出を含む敷地境界における実効線量(4)使用済み燃料プールからの燃料取り出し(5)地震・津波対策(6)労働環境改善(7)炉内調査関連――の各分野ごとに、リスク低減策の達成目標時期が時間軸で整理されている。 一方、福島第一の安定化・廃止措置を推進する資源エネルギー庁と東京電力では、毎月末に「中長期ロードマップ」の進捗状況を発表していることから、規制委員会では、今後、これに対応しながらリスク低減に向けた達成状況の評価を行っていくこととなりそうだ。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |