方家山2送電網初接続 中国

中国核工業集団公司(CNNC)は12日、浙江省の方家山原子力発電所建設サイトで2号機(PWR、108.7万kW)を初めて国内送電網に接続したと発表した。

同炉は昨年12月25日に初臨界を達成したばかり。方家山原発は秦山T原発の拡張工事に当たることから、秦山における初臨界から初併入までの日数では最短記録になるとしている。

同サイトでは中国で22基目となる1号機が12月15日に営業運転の開始条件をクリア。2号機がこれに続けば、中国の原子炉数は23基に増加するとともに、秦山原発基地の設備容量も9基・約650万kWと、1地点としては中国最大級になる計算だ。

1、2号機ともに第2世代改良型だが、浙江省内では初の100万kW級原子炉ということで、大規模な発電量が見込まれると期待されている。


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