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バラカ1号機 丸屋根を設置 UAEアラブ首長国連邦(UAE)初の原子力導入計画を進めている首長国原子力会社(ENEC)は13日、バラカ原子力発電所1号機の原子炉建屋に丸屋根を設置する作業が完了したと発表した。2012年7月の本格着工以来、建設工事は日程通り順調に進んでおり、2017年の営業運転開始を目指して進捗率は60%以上に達したと強調している。 ENECによると、出力140万kWの韓国製PWR(APR1400)設計を採用した同炉の丸屋根は直径51.4m、高さ24m、重さ約9000トンで、9つの工程に分けて5か月間で製造したもの。原子炉建屋関連の次の作業としては、コンクリート構造物にプレストレスを与えるポストテンション・システムの設置が続くとしている。 アブダビ首長国の西部に位置する建設サイトではすでに同型の2号機が建設中であるほか、昨年9月に3号機が着工。4号機まで建設する予定で、完成日程はそれぞれ、18年、19年、および20年となっている。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |