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科学的データで見直しを 原電 規制委敦賀評価への意見整理日本原子力発電はこのほど、12月10日に開催された原子力規制委員会「敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 ピア・レビュー会合」でピア・レビュアーの専門家から指摘があった具体的な論点について、その事実関係を具体的根拠と科学的データ等に基づいて整理した。 原子力規制委員会に対し、ピア・レビュー会合でピア・レビュアーの専門家から出された評価書(案)の根幹に係わる数多くのコメントや、同社が今までに提示した調査結果に基づく観察事実、科学的データ等を十分に勘案して、評価書(案)を見直すように、強く求めていく考えだ。 12月のピア・レビュー会合では、断層の活動性が否定できないとする判断のポイントとなるK断層に関し、重要な観察事実をきちんと示し、学術論文等の評価や信頼度をきちんと示さないと科学的な判断とはいえないと指摘された。また、K断層とD―1破砕帯が連続している可能性が否定できないとした判断についても、ピア・レビュー会合では現場の観察では、連続性はなくまったく異なるものとの評価が示されている。 有識者会合同様、規制委に設けられたピア・レビュー会合の専門家から、評価書(案)の評価の根幹部分、評価に至る科学的な判断のあり方に疑義を示された格好だ。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |