終末時計の針進み残り3分に 気候変動など原因

米国の科学誌「Bulletin of the Atomic Scientists」は1月18日、地球滅亡の瞬間までのカウントダウンを象徴する「終末時計」の針を3年ぶりに2分進め、残り3分としたことを発表した。

この原因としては、気候変動や核軍縮に対する取り組みが停滞していることを挙げている。

1945年より続く「終末時計」で、これまで最も針が進んだのは、米国と旧ソ連が核実験を行った1953年の残り2分。

時計の針を動かすには、17人のノーベル賞受賞者を含む評議会の意見を踏まえて決定する。


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