CT開発40周年で新機種発表 日立メディコ

日立メディコは1月16日、日立CT開発40周年の節目となる今年、高速・広範囲撮影と高画質を両立させるコンパクト&ハイパフォーマンスの64列マルチスライスCT装置「Supria Grande」を発売すると発表した。

Supriaは全身用X線CT診断装置で、高速・広範囲撮影と高画質を両立する。最小スライス厚0.625ミリで胸部を4〜6秒で撮影可能。高齢者など息止めの難しい被検者や、検査中に姿勢を保つのが困難な被検者の検査等に広く使用できるという。またスキャナガントリはコンパクト化し、被検者の不安を視覚的に軽減するため、75cmの大開口径でありながら、幅2m・高さ1.85mを下回る小型化を実現。標準寝台との組み合わせでは、従来シングルスライスCT装置相当の最小12平方mのCT検査室にも設置可能だ。さらに線量を最適化する先進の技術を標準搭載した。


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