復興「新たなステージに」と実感 首相、福島訪問

安倍総理は2月28日から3月1日まで、東日本大震災からの復興状況把握のため、福島県を訪問した。

郡山市では、復興公営住宅を視察して住民と意見交換を行った。本宮市で来日中の英国のケンブリッジ公爵(ウィリアム王子)と児童施設視察の後、郡山市で同公爵の歓迎夕食会を開催した。

富岡町では常磐自動車道の開通式に出席。双葉町では同町役場の屋上から中間貯蔵施設建設予定地を視察した。南相馬市では、県立高等学校の卒業式を訪問した。安倍首相は視察後、遅れていた福島の復興が新たなステージに入りつつあるということを実感したとし、多くの人に福島を訪れてもらいたいと語った。また、除染で出た土壌の中間貯蔵施設への搬入を地元が受け入れたことに対し感謝を述べ故郷を思う気持ちをしっかりと受け止めながら丁寧に進めていきたいとした。


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