新型ガラス固化流下性向上確認 日本原燃

日本原燃は2月27日、再処理工場の新型ガラス溶融炉開発に向けたモックアップ試験の実施状況に関し、13年11月〜14年2月の第1段階に続いて14年11月から行っている第2段階の前半で、流下性が著しく向上し、炉底部に白金族元素の堆積する兆候は確認されなかったなどとする成果を公表した。

モックアップ試験では、既に第1段階で、模擬廃液に白金族元素などを加え、現行炉と同様の運転条件で新型ガラス溶融炉の温度管理や流下性が優れていることが確認されており、今回、第2段階前半の試験結果を踏まえ、続く後半では、廃液の処理能力の確認などについて試験を実施し、その評価を行った上で、総合的に新型ガラス溶融炉の実機への導入を判断する。


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