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エネルギーミックスの考え方 ゼロエミッション40%案 日本原子力産業協会 理事長 服部 拓也原産協会の服部拓也理事長は2月26日、同協会会議室で行われたブリーフィングで、2014年11月に発表した理事長メッセージ「エネルギーミックスを考えるに当たって」に関連し、原子力を20%、再生可能エネルギーを20%として、発電の際にCO2を排出しないゼロエミッション電源を40%とする考え方を図案化して披露した。 日本の発電比率は、福島第一原子力発電所事故前、原子力約30%、火力(ガス、石炭、石油)約60%、水力を含む再生エネルギー約10%だった実績があるが、現状は全ての原子力発電所が停止しているため、原子力0%、火力90%、再エネ10%という比率となっており、事故前のゼロエミッション電源比率40%まで戻すことを、水力を含む再生可能エネルギー、原子力の各比率と、CO2排出量、電気料金の関係と合わせながら説いたもの。 服部理事長は、エネルギーミックスの検討について、2030年の断面だけでなく、そこへ至る道筋や、その後の方向性も大事だとしている。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |