米WH社:ロデリックCEOが東芝・エネルギーシステムソリューションCEOに就任
5月に一部メディアで報道されていた通り、東芝傘下のウェスチングハウス(WH)社は6月22日、D.ロデリック社長兼CEOが東芝の原子力発電設備事業を含む「エネルギーシステムソリューション(ESS)社」の社長兼CEOに就任したと発表した。東芝の大幅な事業体制見直しにともなうもので、同日付で発令。同氏はWH社取締役会長も兼任することになった。なお、空席となったWH社の社長兼CEOポストには、J.E.グティエレス原子燃料・機器製造担当上級副社長が代行として指名された。
発表によると、グティエレス氏は2008年にWH社に加入し、原子燃料の製造加工や機器・サービスの分野で指導力を発揮。同社が世界中で所有する原子力サプライ・チェーンでも重責を担った経験があり、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域で欧州南部担当の副社長を務めた後、2012年4月に上級副社長に就任していた。