米国:オバマ大統領、カイロ大での演説でイランと対話促す

2009年6月16日

 米国のB・オバマ大統領は4日、エジプトのカイロ大学で演説し(=写真)、核開発が疑われているイランについて、あえて「核不拡散条約の枠内であればイランを含め、いかなる国も原子力を平和利用する権利がある」と述べ、両国は両国間の課題に無条件で取り組み、話し合うべきだとの考えを表明した。

 この演説は、相互尊重に基づいて米国とイスラム社会がいかに新しい関係を築いていくべきかを主題に行われたもの。今後はイスラム社会と西側諸国が尊重し合いつつ対話していく必要性を強く訴えている。

 オバマ大統領のカイロ大学での演説は、以下のURLからビデオと原文がご覧になれます。
 http://www.whitehouse.gov/blog/NewBeginning/

米国:オバマ大統領、カイロ大での演説でイランと対話促す