仏アレバ社が世界で1万2000人雇用へ

2009年6月23日

 仏アレバ社はこのほど、北米やインドなど世界の六か国・地域を対象に、インターネットを活用して優秀な原子力エンジニアや技術者を、今年中に1万2000人募集するという新機軸の求人大キャンペーンを開始した。

 これは同社にとって初めての試みで、将来のエネルギー供給上の課題や同社で急増する人的資源の需要増に対応するため、仏国内外で優秀な人材の注意を喚起するのが目的。世界的な経済不況下で多くの企業が新規雇用を手控えるなか、同社としては雇用推進のメッセージを強力に打ち出すとしており、今年中に仏国で4000名を確保するほか、ドイツ、北米、中国、インド、および中東で合計8000人を雇用する。さし当たり、この5月から仏・独・北米地域でのキャンペーンを開始しており、その他の地域についても、その数週間後から開始している。