カナダ NRU炉がRI生産を再開
カナダ原子力公社(AECL)のチョークリバー研究所内にあるNRU炉は17日、約15か月間の修理作業を終えて運転に復帰、同時にモリブデン99を含む医療用放射性同位体(RI)の生産も再開した。
運開後50年以上が経過した同炉は、昨年5月に容器底部から重水漏れが検出された。溶接に特殊な技術を要したため、修理作業は数回にわたり延長。専門の外部アドバイザーから助言を得つつ作業にあたり、今後も信頼性の高い運転が可能になったとしている。
カナダ原子力公社(AECL)のチョークリバー研究所内にあるNRU炉は17日、約15か月間の修理作業を終えて運転に復帰、同時にモリブデン99を含む医療用放射性同位体(RI)の生産も再開した。
運開後50年以上が経過した同炉は、昨年5月に容器底部から重水漏れが検出された。溶接に特殊な技術を要したため、修理作業は数回にわたり延長。専門の外部アドバイザーから助言を得つつ作業にあたり、今後も信頼性の高い運転が可能になったとしている。