事業者の計画進捗状況

2011年11月4日

ホライズン社

英国政府による包括的設計審査(GDA)の進捗状況公表に合わせて、同国のウィルファ原子力発電所隣接区域で新規原子炉の建設を計画しているホライズン社が10月27日、用地購入手続きが完了したと発表した。

EDFエナジー社

一方、用地をホライズン社に売却したEDFエナジー社はヒンクリーポイントなど2地点で欧州加圧水型炉(EPR)4基の建設計画を進めており、10月27日に英国政府の原子力開発フォーラム(NDF)の席上で、「来年末には新設計画への最終投資決定を出したい」と明言。「福島事故により政府の原子力新設計画は確かに日程の調整を余儀なくされたが、それは計画の中断という意味では決してない」とし、手続きの準備が整い次第、本格着工するとの決意を明らかにしている。

ウィルファ原発が立地するアングルシー島にはウィリアム王子夫妻が

居住しており、同王子の勤務する王立空軍基地も存在する

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