SMR審査基準案のパブコメ延長 米規制委

2013年9月4日

米原子力規制委員会(NRC)は8月26日、バブコック&ウィルコックス(B&W)社が開発している小型モジュール炉(SMR)「mPower」について、同設計に特化した設計審査基準(DSRS)案のパブリックコメント募集期間を1か月延長し、9月16日までとする方針を連邦官報に掲載した。

NRCはSMR設計の将来的な認可申請審査に備え、2010年にリスク関連の知見をSMRの予備申請活動と申請審査に本格的に盛り込むようスタッフに指示。審査のポイントやNRCの資源を、安全性に最も関係するリスク上重要な構造物やシステム、機器類の設計審査に集中させ、審査プロセスの有効性と効率化が高められるよう調整するのが目的だ。

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