新古里3、4の運開1年遅れ 韓国
韓国産業通商部(MOTIE)は18日、同国の最新設計「APR1400」として建設中の新古里原子力発電所3、4号機(各140万kW、PWR)の完成時期が、制御ケーブルの交換作業により1年遅れになるとの見通しを明らかにした。
両炉は今年9月と来年9月にそれぞれ完成予定だったが、事故時に原子炉冷却などの安全系の動作信号を送信する重要部品である制御ケーブルで安全評価結果が偽造されていたことが5月末に発覚した。6月以降に再検査の手続きを進めたところ、韓国籍のJS電線社が製造したケーブルは燃焼試験や冷却材喪失時の性能確認試験で基準値をクリア出来なかったと見られている。
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