米国で合計4基が本格建設工事 サマー3号機でコンクリ打設
米国のサウスカロライナ・エレクトリック&ガス(SCE&G)社は4日、バージル C.サマー原子力発電所サイトで3号機用原子炉系統設備のコンクリート打設を成功裏に完了したと発表した。同サイトでは今年3月、新たな原子力許認可システムの下では初めて、米国で約30年ぶりのコンクリート打設が2号機で行われたばかり。出力110万kWのウェスチングハウス(WH)社製AP1000となる両炉はそれぞれ、2017年後半と18年初頭の完成を予定している。これで米国で本格的な建設工事が進んでいる原子炉はワッツバー2号機、ボーグル3号機を含めて合計4基となった。
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