原子力担当企業の合弁を承認 ポーランドの独占禁止監督機関
ポーランドで企業合併の承認権限をもつ競争・消費者保護局(UOKiK)は9日、同国初の原子力発電所を建設・運転するために設立されたPGE・EJ1社に、新たに国内の電力・エネルギー企業3社が出資参加することを承認した。
PGE・EJ1社の株式はこれまで、国営電力のポーランド・エネルギー・グループ(PGE)が全株を保有。このうち30%を電力大手のTAURON社とENEA社、および銅鉱採掘企業のKGHM社に10%ずつ売却するという株主協定案について、関係各社が昨年9月に仮調印していた。
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