2018年6月 国内外の主な動きと運転実績
☆6月の主な動き☆
【国内】
▽1日 エネ庁WG、仏政府より高速炉「ASTRID」計画の規模縮小についてヒア
▽4日 原産が中国核能業協会と共同でセミナーを初開催、安全性向上対策など議論
▽8日 エネ白書が閣議決定、過去150年から2050年までを俯瞰
▽13日 規制委が原子力機構東海再処理施設の廃止措置計画を認可、全工程70年
▽14日 東京電力小早川社長が内堀福島県知事と会談し、福島第二の廃炉方針を伝える
▽15日 新組織「原子力エネルギー協議会」の7月設立が決定、産業界全体で安全性向上を目指す
▽18日 更田規制委員長と西川福井県知事が意見交換、「もんじゅ」廃止措置の監視体制など
▽18日 原産社員総会開催、今井会長「戦略的な人材育成に向けた司令塔機能の確保が必要」
▽19日 九州電力玄海4号機が6年半ぶりに発電を再開
▽20日 自民党議員連盟がエネ基本計画見直しで経産相に提言、早期再稼働に加え新増設も
▽21日 福島第一2号機使用済み燃料取り出しに向け、原子炉建屋オペフロ内への開口設置作業が完了
▽22日 内閣府が原子力災害時の避難円滑化でモデル実証事業4件を決定、自治体の取組を支援
▽28日 原子力機構の研究炉「NSRR」が運転再開、事故模擬実験などを通じ安全性向上に
▽29日 東京電力が青森県・東通地点の本格的な地質調査開始を発表、18年度下期から
【海外】
▽1日 フィンランド規制当局、2基について各々60年運転可能と評価
▽4日 英政府と日立、ウィルヴァ計画の最終投資判断に向け協議を継続
▽4日 米エネ省、先進的原子炉設計開発に2400万ドル提供
▽6日 米ニュースケール社が開発中のSMR、電気出力を20%増強
▽6日 加SNCラバリン社、米国で未完成の原子力発電所完成にサービス提供
▽7日 米原子力協会、トランプ政権の原子力発電所救済指示を歓迎
▽8日 中国が4基分の新増設計画でロシアと枠組契約
▽8日 仏規制当局、原子力機器の品質保証で要件強化
▽12日 カナダ原研、SMR実証炉開発プロジェクトで4社から提案受領
▽13日 フィンランドのオルキルオト3号機、運転開始がさらに4か月遅延
▽15日 韓国が月城1号機の早期閉鎖と新規サイト計画の終結を正式決定
▽15日 米エネ省が国立研でフラマトム社製・事故耐性燃料を試験
▽18日 米エネ省、先進的原子力技術開発支援に今年度は6,400万ドル
▽19日 フィンランドの最終処分場計画、実規模の処分試験実施へ
▽21日 世界初のWH社製AP1000が中国・三門で初臨界、海陽では燃料装荷
▽25日 仏オラノ社、年内に中国で再処理工場の建設準備作業開始へ
▽26日 インドのジャイタプール計画でEDFとGE社が戦略的協力協定
▽27日 英政府と原子力産業部門の連携協定、新設計画のコスト削減を確約
▽29日 中国で世界初の欧州加圧水型炉(EPR)とAP1000が送電開始
▽29日 IEA、原子力発電の将来像を探る高官級会議を開催
▽29日 早期閉鎖リスクを回避した米原子力発電所で訓練センター拡張