2018年8月 国内外の主な動きと運転実績
☆8月の主な動き☆
【国内】
▽2日 IRIDシンポが東工大で開催、福島第一燃料デブリ取り出しに向け学生からの発表も
▽5日 「福島第一廃炉国際フォーラム」がいわき市・楢葉町で開催、遠隔技術をテーマに議論(~6日)
▽6日 原子力委員会専門部会が原子力損害賠償制度の見直しで報告書案をまとめる
▽10日 中国電力が島根3号機の新規制基準適合性審査を規制委に申請、建設中では大間に続き2基目
▽17日 学術会議が研究炉のあり方で提言、老朽化踏まえ次期炉の早急な検討を求める
▽22日 規制委員会がエネ庁よりエネルギー基本計画について説明受ける
▽23日 科博「未来技術遺産」に島津の「ダイアナ号」が選定、1920年代の医療用X線装置
▽25日 原子力総合防災訓練が大飯と高浜を対象に実施、2発電所の災害想定は初(~26日)
▽28日 原子力機構が福島第一の放射線イメージングで3次元モデルを開発、現場の仮想体験も可能
▽28日 国立がん研、転移性脳腫瘍への「定位放射線照射療法」で認知障害の副作用が低減するとの報告
▽30日 福島第一のトリチウム水処理で説明・公聴会が福島・東京で開催(~31日)
▽30日 高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃止措置で、燃料体取り出しが始まる
▽31日 九州電力、定検中の川内2号機が発電再開し約7年ぶりの4基(他同1号機、玄海3・4号機)稼働に
▽31日 原子力機構、79施設の廃止措置方針を示した「バックエンドロードマップ」を公表
【海外】
▽1日 米ホルテック社が原子炉3基の廃止措置でサイトごと購入へ
▽1日 東芝、英NuGen社株の売却交渉で韓国電力の優先交渉者指定を解除
▽2日 解体準備中のバーモント・ヤンキー発電所の使用済み燃料取り出し完了
▽3日 ロシア、高速炉BN-1200の開発計画工程が明らかに
▽6日 UAEバラカ2号機で主要な運転前試験を完了
▽7日 英国政府諮問WGが小規模原子力プログラムへの政府支援の必要性を提言
▽8日 中国海陽1号機が初臨界に達し、順調に連鎖反応
▽14日 中国先進研究炉(CARR)が連続安定運転を達成
▽16日 WNAが原子力発電実績報告を公表、過去5年堅調に発電量は増加
▽17日 中国三門2号機が初臨界に達する
▽21日 スイス政府、放射性廃棄物処分3候補地の探査掘削許可を発行
▽24日 中国三門2号機が送電網へ初併入
▽27日 中国田湾4号機で燃料装荷開始
▽27日 米NRCがテキサス州の使用済み燃料中間貯蔵施設審査申請を受領
▽29日 米NRC、ピーチボトムの80年運転審査申請を受け入れ