2018年9月 国内外の主な動きと運転実績
☆9月の主な動き☆
【国内】
▽4日 原子力学会が高校理科教科書で調査報告、福島第一関連の充実化など提言
▽5日 更田規制委員長、福島第一のトリチウム水処理で貯留の長期化に懸念示す
▽6日 北海道胆振東部地震発生、泊発電所で外部電源喪失するも非常用ディーゼル発電機で使用済み燃料冷却に支障なし
▽10日 規制委員会がNRRCアポストラキス所長らと意見交換、リスク情報の活用など
▽10日 電力43社からなる「電力事業低炭素社会協議会」が2017年度CO2排出係数が5年ぶりに0.5kg/kWhを下回ったと発表
▽12日 東京電力が「発見!ふくしま」キャンペーン開始、首都圏で福島県産品の魅力をアピール
▽18日 福島第一1~4号機の滞留水が独立した格好に、中長期ロードマップの一目標が達成
▽19日 規制委員会、関西電力大飯1、2号機(廃炉決定)の燃料を3、4号機で使用するための原子炉設置変更許可発出
▽25日 広島高裁が四国電力伊方3号機の運転差止仮処分命令を取り消す決定、同機運転再開へ
▽26日 規制委員会、東海第二が新規制基準に「適合」との審査書を決定
▽27日 東京電力、福島第一3号機の使用済み燃料取り出しが年明けになるとの見通し示す
【海外】
▽1日 ロシアのノボボロネジⅡ期工事2号機温態試験が開始
▽2日 UAE規制当局、カリファ大学との原子力安全に関する研究協力協定に調印
▽6日 パキスタンのカラチ3号機で華龍一号の圧力容器設置完了
▽6日 米国上院で超党派議員が原子力エネルギーリーダーシップ法を提案
▽10日 米DOE長官、サウジとの民生用原子力協力について協議
▽11日 ロスアトム社がロシア輸出センターと協力協定に調印
▽12日 カナダで運転期間延長のための大型機器取替プロジェクト試験施設が開所式
▽14日 中国:華龍一号の運転員訓練用シミュレータが福清発電所に設置
▽17日 第62回IAEA総会始まる、松山科学技術大臣「プルトニウム保有量を減少させる方針を強調
▽16日 米オイスタークリーク原子力発電所が永久閉鎖
▽19日 フラマトム社、2019年に事故耐性燃料棒を米発電所に装荷
▽21日 世界初のAP1000、中国の三門1号機が営業運転
▽24日 米国初のAP1000建設計画、予算の増加で頓挫の危機に
▽24日 英廃止措置機構、廃止措置研究で大学と産業界の連携プログラム
▽25日 ニュースケール社、米国初のSMR製造でBWXテクノロジーズ社を選定
▽26日 フランス政権、原子力安全規制当局の新委員長指名で検討
▽26日 米国のボーグル増設計画でオーグルソープ電力が工事の継続を表決
▽27日 英ヒンクリーポイントC計画で、参加エンジニアリング企業4社が合弁
▽28日 ロシアで32基目のロストフ4号機が営業運転