2019年10月 国内外の主な動きと運転実績
☆10月の主な動き☆
【国内】
▽1日 福島第一で柔構造アーム「筋肉ロボット」が試験運用開始
▽2日 「電気事業低炭素社会協議会」が2030年以降のCO2削減に向け長期ビジョン発表
▽3日 九州電力が「特定重大事故等対処施設」設置期限を踏まえた川内1、2号機運転計画を発表、定検前倒し
▽5日 NUMOが地層処分の先進地視察で報告会、学生らによる海外訪問で車座対話
▽17日 将来の研究炉について考える「つるが国際シンポ」が開催(~18日)
▽18日 規制委が福島第一の事故分析検討会を5年ぶりに再開
▽23日 規制委が九州電力玄海3号機の使用済み燃料貯蔵増強を認める「審査書案」取りまとめ
▽31日 東京電力が福島第一2号機の使用済み燃料プールからの取り出しで工法確定
▽31日 原子力機構が2050年に向けた将来ビジョン「JAEA2050+」を発表
【海外】
▽1日 米ARC社のNa冷却式SMR、カナダのベンダー設計審査で第1段階をクリア
▽2日 フラマトムとシーメンスの企業連合、フィンランドの新設計画で計測制御系を受注
▽2日 米BWXT社、先進的原子炉等に使用するTRISO燃料の製造ラインを再稼働へ
▽3日 GEH社、エストニアにおける同社製SMRの建設可能性調査で同国企業と協力覚書
▽7日 地球温暖化と原子力の役割に関するIAEAの国際会議、原子力の必要性を強調
▽9日 仏国で建設中のEPR:燃料装荷を2022年末に延期、コストも15億ユーロ超過
▽9日 中国:「華龍一号」を採用した福建省の漳州発電所計画に建設許可が発給
▽11日 英国の主席原子力検査官、既存炉の経年化問題に注意喚起
▽14日 フィンランドのハンヒキビ計画、日本製鋼所が発電機ローターの鍛造開始
▽15日 カナダの深地層処分場、サイト選定プロセスで2本目の試験抗 掘削が完了
▽17日 【短信】米エネ省のペリー長官、年内に辞任する意向を表明
▽17日 英政府、最終処分場建設プログラムで「国家政策声明書」を発行
▽17日 IAEAの低濃縮ウラン備蓄バンクに初荷がオラノ社から到着
▽21日 GEH社、ポーランドで「BWRX-300」の建設可能性を探るため現地企業と覚書
▽21日 チェコで2040年までの発電システムに関する報告書:新規原子炉の必要性 強調
▽22日 ハンガリーのパクシュⅡ期工事で仏独企業連合が自動プロセス制御システム納入へ
▽25日 仏アレバ社のP.バラン会長、11月にY.デスカタ氏と交代
▽28日 仏経済相、フラマンビル3号機建設計画の遅れとコスト超過で解決計画 要請
▽29日 IAEAの新事務局長にアルゼンチンのグロッシ大使 就任へ
▽31日 ロシア:事故耐性燃料の原子炉試験で第一段階が完了