2019年12月 国内外の主な動きと運転実績
☆12月の主な動き☆
【国内】
▽4日 原子力機構が核不拡散・核セキュリティを考える国際フォーラム開催
▽5日 「アジア原子力協力フォーラム(FNCA)」大臣級会合開催、20年目を迎え12か国が「医療への放射線利用」で議論
▽10日 原子力委員会が人材育成で大学からのヒア開始
▽11日 規制委、関西電力大飯1、2号機の廃止措置計画を認可
▽17日 安倍総理が故天野之弥IAEA事務局長を偲ぶ会に出席、10年間の功績を称える
▽19日 福島第一1号機使用済み燃料プールからの取り出し、ダスト飛散対策で大型カバー先行設置へ
▽22日 学術振興会が「エネルギー社会と原子力」でシンポ、立地地域の首長らを交え議論
▽23日 エネ庁委員会が福島第一処理水で取りまとめ案、海洋放出と水蒸気放出に焦点
▽27日 福島第一廃炉の中長期ロードマップが改訂、燃料デブリ取り出しは2号機から
▽27日 経産相が会見で、双葉町と大熊町の3月一部避難指示解除で地元合意と発表
【海外】
▽1日 カナダの3州の首相がSMR開発で協力覚書
▽2日 カナダのSNC-ラバリン社、中国が建設予定の第3世代・重水炉で準備作業契約 受注
▽4日 米規制委と加安全委、初の共同技術審査にテレストリアル社の溶融塩炉 選択
▽5日 米規制委、ターキーポイント3、4号機で2回目の運転期間延長を承認、全米初の80年運転へ
▽5日 ロシアで鉛冷却高速実証炉「BREST-300」施設の総合建設契約をTITAN-2社が受注
▽9日 カナダのNB州政府、既存原子力発電所敷地内でのARC社製SMR建設を支持
▽9日 トルコで建設中のアックユ原子力発電所、国内送電網との接続契約締結
▽10日 米エネ省、オクロ社の小型高速炉建設用にアイダホ研の敷地使用を許可
▽10日 米国でボーグル3号機の建設工事が進展、遮へい建屋に円錐形の屋根を設置
▽12日 韓国の官民原子力使節団、ロシアの海外原子力事業に参加申し入れ
▽13日 仏電力、来年から予算1億ユーロで原子力機器の品質向上等で行動計画
▽17日 米規制委、TVAのSMR建設用クリンチリバー・サイトに「事前サイト許可」発給
▽18日 米商務長官、「日米ともに新たな原子力発電設備が必要」と強調
▽19日 ロシアが開発した世界初の海上浮揚式原子力発電所、極東ペベクで送電開始
▽19日 フィンランドで建設中のOL3、営業運転開始が2021年3月にさらに延期
▽19日 米NNSA、原子力事故時の大気中放射線計測で新たに3機の航空機 配備
▽19日 ブルガリア、ベレネ発電所建設計画の戦略的投資家候補を5社に絞り込み
▽30日 スウェーデンのリングハルス2号機が2019年末に永久閉鎖