全国中学校理科教育研究会 東京大会にブース出展

2023年9月11日

当協会は、2023年8月7日(月)~8日(火)に東京ビッグサイトにて開催された全国中学校理科教育研究会(全中理)の全国大会に関西原子力懇談会と協働でブース出展し、授業で使える放射線教育教材を紹介しました。

当協会のブースには、大会に参加した理科教員約600名のうち、100名の先生方に訪問いただきました。ブースでは、霧箱観察実験、放射線教育用測定器を体験いただき、日立GEニュークリア・エナジー社の小型軽水炉BWRX-300の模型、説明用パネルを展示しました。

霧箱観察実験では、放射線(アルファ線、ベータ線、エックス線)を可視化できる実験デモを行い、また、放射線測定器(アルファちゃん、ベータちゃん)においても放射線を放出するサンプル物質を測定し、身の回りに放射性物質が存在することを体験いただくことにより、「授業の参考になった」「放射線の知識が深まった」などの関心が寄せられました。

BWRX-300の模型は、原子炉建屋、タービン建屋、制御室を縮尺して内部構造がわかる断面模型になっており、「ニュース等では聞いたことがあるSMRに興味を持つきっかけになった」「小型炉の仕組みを理解できた」などエネルギー教育支援の一翼を担っていました。このほか、放射線教育に関わるパンフレット等の配布を行いました。

当協会では、全中理など先生方と直接対面にて交流できる貴重な機会を通じて、初等中等教育の支援を引き続き行ってまいります。

霧箱実験デモ
BWRX-300模型紹介

以上

お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)