日本エネルギー環境教育学会全国大会(鹿児島)に参加、ブース出展

2023年9月4日

当協会は、2023年8月7日(月)~8日(火)(9日(水)は台風のため中止)、鹿児島にて開催された日本エネルギー環境教育学会の第17回全国大会に参加するとともにブース出展し、授業で役立つエネルギー・放射線教材などを紹介しました。

日本エネルギー環境教育学会は、エネルギーや環境に関する教育の理論的かつ実践的な研究を通じて、国内外の学会に向けてエネルギー・環境に関する教育の情報を発信する組織で、小学校・中学校・高等学校の教員、エネルギー、環境教育に関心のある大学・研究機関等の研究者などで構成されています。鹿児島県で開催された第17回全国大会では、原子力人材育成ネットワーク・初等中等教育支援分科会の主査である長崎大学の藤本登教授が実行委員会事務局を務めています。

今回は台風6号の影響により、急遽オンライン参加となってしまった参加者もおり、また最終日の9日に開催予定のエクスカーションが中止となるなど、多分に悪天候の影響を受けましたが、鹿児島の多彩なエネルギー事情が紹介されたシンポジウムや、生徒たちがエネルギーを身近に感じられる教え方を探求している熱心な先生方との情報交換を通じて、多くの学びを得られました。

大会2日目の7日(火)に霧島高校の教室をお借りして出展した当協会のブースには、14名の方に訪問いただきました。ブースでは、放射線測定器ベータちゃんでの試料測定を体験いただいたほか、エネルギーや放射線への興味を喚起し授業に活用できる教材やゲーム、パンフレットなどを展示しました。また大会初日の7日(月)に、国分シビックホールで開催されたシンポジウムの会場受付にも案内資料等を展示しました。

ブースに立ち寄られた先生方からは、「施設見学案内のパンフレットで行けるところを探してみたい」、「実験教材を入手するための情報はありがたい」、「エネルギーを学べるボードゲームをプレイしてみたい」などの関心が寄せられました。

当協会では、日本エネルギー環境教育学会など、先生方と直接対面にて交流できる貴重な機会を通じて、初等中等教育の支援を引き続き行ってまいります。

シンポジウム会場での資料配布
霧島高校の教室での教材紹介

以上

お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)