日本エネルギー環境教育学会全国大会(滋賀)に参加、ブース出展

2024年9月4日

当協会は、2024年8月4日(日)~6日(火)、滋賀大学教育学部付属中学校にて開催された日本エネルギー環境教育学会の第18回全国大会に参加するとともにブース出展し、授業で役立つエネルギー・放射線教材などを紹介しました。

日本エネルギー環境教育学会は、エネルギーや環境に関する教育の理論的かつ実践的な研究を通じて、国内外の学会に向けてエネルギー・環境に関する教育の情報を発信する組織で、小学校・中学校・高等学校の教員、エネルギー、環境教育に関心のある大学・研究機関等の研究者などで構成されています。原産協会では昨年鹿児島で開催された第17回全国大会に初めてブース出展し、今回が2度目の参加となります。

今回は、脱炭素社会の構築に向けた廃棄物および循環資源とエネルギーとの関わりについての講演に加え、ネットゼロ社会実現のためのエネルギー環境教育のあり方を議論するシンポジウムや、生徒たちがエネルギーを身近に感じられる教え方について探求している熱心な先生方との情報交換を通じ、多くの学びを得られました。最終日のエクスカーションでは、水素を活用した再生可能エネルギー100%化に向けた世界初の実証工場であるパナソニック株式会社草津工場の「H2 KIBOU FIELD」や、日本初の水力発電所である関西電力蹴上発電所などを見学し、地域のエネルギー活用の取り組み現場を実際に目にすることができました。

第18回の全国大会には約130名の方が参加され、当協会のブースには、25名の方に訪問いただきました。ブースでは、エネルギーや放射線への興味を喚起し授業に活用できる教材やゲーム、パンフレットなどを展示しました。

ブースに立ち寄られた先生方からは、「エネルギー関連施設見学先案内のパンフレットで近隣の施設を探して生徒たちと一緒に発電所を見学してみたい」、「生徒たちがエネルギー利用についての理解を深められるようボードゲームを授業に取り入れられるか検討してみたい」などの関心が寄せられました。

当協会では、日本エネルギー環境教育学会など、先生方と直接対面にて交流できる貴重な機会を通じて、初等中等教育の支援を引き続き行ってまいります。

シンポジウム会場ブースでの案内
蹴上水力発電所の見学
H2 KIBOU FIELDの見学

お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)