名古屋大学秋革祭「原子力サイエンスカフェ」開催に協力しました。(報告)
名古屋大学東山キャンパスにて10月19日(土)に大学祭(秋革祭)が開催され、期間中、名古屋大学工学研究科総合エネルギー工学専攻学生有志が「原子力サイエンスカフェ」を開催しました。
この企画は、近年、エネルギー安全保障や電力の安定供給の観点から、原子力を最大限に活用していこうという機運の高まりに対して、今だ、一般の理解度や認知度は低く、原子力を専攻する学生数も減少している現状を打開したいとし、原子力に対する理解度および認知度の向上と意識醸成を目的に、学生や一般の方々に対して、原子力に関連する展示やゲーム等を通じて「楽しみながら知ってもらう、理解してもらうカフェのような場」として実施しました。
学生有志は、電磁気を用いた加速器の模型の展示、核分裂について学べるシューティングゲーム、放射線計測器でラジウムボールを探すゲームを担当し、また、企業として(株)アトックスが参加、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業を担うロボット等のパネルを掲示しました。原産協会は、エネルギーミックスが学べる「エレクトロネーションボードゲーム」(※1) を展示、プレイを希望する来場者とゲームを行いました。会場内には学生が所属する研究室のポスターも掲示し、自分たちの学んでいる事もアピールしました。当日は時折小雨が降る中、約300名の来場者があり大変盛況でした。
原産協会では、引き続き、このような産学連携の原子力産業への理解の場、また、人材確保に繋がる活動の支援を行ってまいります。
※1 エレクトロネーションボードゲームについてはこちらから↓
エレクトロネーション エネルギーミックスボードゲーム | CULTURE | 原子力産業新聞
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