「原子力産業セミナー2022」を東京、大阪にて開催。学生439名が参加(報告)

2020年11月18日

原産協会と関西原子力懇談会は、2022年卒の大学生、大学院生を主な対象に(第二新卒も対象)、15回目となる合同企業説明会「原子力産業セミナー2022」を開催しました。このセミナーは、原子力産業界の人材確保支援と学生への原子力産業への理解促進、情報提供を目的としているもので、10月10日(土)に大阪の梅田スカイビル「アウラホール」で、10月31日(土)には東京の新宿エルタワー「サンスカイルーム」にて開催しました。

出展企業数は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、東京34ブース、大阪26ブース、計60ブースとなりました。過去最高を記録した昨年度より21社減となりましたが、来場学生数(既卒含む)は、東京246名、大阪193名、計439名となり、前年度のセミナーより、184名増となりました。人材需給の緩みで学生の就活への関心が高まっていること、対面式の就活セミナーが激減していること、開催時期を昨年度の2月から10月へと大幅に前倒ししたことが増加の要因と考えられます。両会場では新型コロナウイルスの感染拡大防止策を万全に施し、原子力を専攻する学生(31%)の他、文系を含む様々な学科の学生の来場がありました。

参加学生からは「今年は新型コロナウイルスの影響で企業のインターンや説明会が中止となり、なかなか企業の方々と直接話し合える機会がなかったため、今回の原子力産業セミナーは自分の就職活動にとって有益でした」「原子力への風当たりが強い中、原子力系企業を志望する私にとって大変有難いものでした」「今回のセミナーがなかったら原子力に触れる機会がなかったと思います。貴重な企画を有難うございました」等の好意的な意見が多く、東京、大阪ともに開始から終了時間まで各ブースで企業担当者の説明を熱心に聞く姿が見られました。出展企業からは「熱意・積極性のある学生が多かった」「原子力専攻学生が多く、手ごたえを感じ良かった」との声が聞かれました。

原産協会では今後も引き続き、原子力産業界の人材確保支援に取組んでいきます。

<大阪会場>

ブースで説明を聞く学生の皆さん

パーテーション越しに出展者と対話

<東京会場>

Web出展者にも多くの学生が参加

Web出展者には専任のスタッフがアシスト

お問い合わせ先:人材育成部 TEL:03-6256-9315(直通)