放射線医学総合研究所で教員向け「重粒子線がん治療装置見学会」を開催
原産協会は、3月26日、量子科学技術研究開発機構・放射線医学総合研究所(放医研)のご協力を得て、「教員向け重粒子線がん治療装置見学会-放射線を『知って、見て、体験』」を開催しました。見学会には、東京、千葉、埼玉、兵庫の中学、高校で理科や技術科などを教えている6名の先生方が参加しました。
この研修会は先生方の放射線教育への支援を目的としており、中学2年生向けの模擬授業を題材とした「放射線基礎知識の講義」、霧箱や放射線検出器を使った「学校でできる実習体験」、イオン源室やビームライン等を目の当たりにしながら最先端の放射線がん治療について話を聞く「重粒子線治療施設見学」を中心に行われました。参加された先生方からは「放射線を視覚で捉えられるのは教育効果に大きくプラスになる」、「装置開発をされた方ご自身がお話しされるのは、説得力があり熱意に引き込まれた」など、研修を高く評価する意見を数多くいただきました。
当協会は、今後とも初等中等教育での放射線・エネルギー教育支援に資する活動を引き続きおこなって参ります。
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