芝浦工業大学生を対象に「原子力の仕事の現場探求ツアー(中部電力浜岡原子力発電所見学会)」を開催、学生18名が参加
原産協会では、原子力産業界の人材確保支援活動として、「原子力の仕事の現場探求ツアー」を実施しております。その一環として、12月16日(金)に芝浦工業大学の学生を対象に、中部電力浜岡原子力発電所の見学会を開催しました。
「原子力の仕事の現場探求ツアー」は、就職活動を開始する前の大学生・大学院生に、原子力発電所(原子力発電所で働く人の姿)を見てもらうことで、原子力・放射線分野で働くことへのイメージや具体的な業務内容を知ってもらい、原子力産業界への就職に役立ててもらうことを目的としています。
浜岡原子力発電所の見学会には、18名の大学生・大学院生が参加しました。参加したほとんどの学生が実際の原子力発電所を見学するのは初めてであり、実物大原子炉模型や本物の防波壁を間近で見ることによりスケール感を体感するとともに、各所の説明を聞く事により、安全性向上のための取り組みや緊急時対策についても多くの事を学びました。
見学終了後の意見交換会では、若手社員の方から、日々の業務内容や今後取り組んでみたいこと、就職活動中の体験談などが語られました。学生からは「各部署の業務内容や発電所員のキャリアプラン」、「廃止措置の計画について」など活発な質疑応答が行われました。
参加した学生へのアンケートでは、100%が「非常に満足」「満足」と回答、96%が「原子力産業への就職に魅力を感じる」と回答、また、「実物見ることができ、とても貴重な経験となりました」「原子力発電所の運転にあたって様々なことを考慮する必要があると知り、より詳しい知識を得ることができて良かったです」など感想が寄せられました。
原産協会では、今後も原子力産業界の人材確保の一助となる事業を進めてまいります。大学生、大学院生、高専生を対象に、早い時期に会員企業とコミュニケーションを取り、また原子力を将来の職業の選択肢として考えてもらえるよう、学生と企業の「コミュニケーションと出会い」の場づくりを企画します。会員の方々はぜひご活用下さい。
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