「原子力産業の仕事を知る!1DAY業界研究ツアー(東京電力柏崎刈羽原子力発電所見学会)」を開催、学生10名が参加(報告)
原産協会は、原子力産業界の人材確保支援活動の一環として、大学生・大学院生を対象とした「原子力産業の仕事を知る!1DAY業界研究ツアー」を9月19日に東京電力柏崎刈羽原子力発電所にて開催しました。
「原子力の仕事の知る!1DAY業界研究ツアー」は、就職活動を開始する前の大学生・大学院生に、原子力発電所(原子力発電所で働く人の姿)を見てもらうことで、原子力・放射線分野で働くことへのイメージや具体的な業務内容を知ってもらい、原子力産業界への就職に役立ててもらうことを目的としています。
今回の1DAY業界研究ツアーには、10名の大学生・大学院生が参加しました。
参加学生たちは、初めに、ビジターズハウス会議室で発電所の概要と福島第一原子力発電所事故以降の取り組み状況について説明を受け、続いて展示館で発電所の設備や仕組み、運転員の訓練について学んだのち、バスで発電所構内に移動し、構内各所や建屋内ギャラリー室からガラス越しに現場を見学し、実際のスケールを体感しました。
見学終了後には、5つのグループに分かれ、意見交換会を実施しました。各グループには東京電力の若手職員が1名ずつ参加し、学生たちの質問に応答していただき、また、就職活動の悩みの相談を受けるなど、意見交換会は、少人数のテーブルトークならではの学生と若手職員との活発なコミュニケーションの場となりました。
意見交換会については、学生から「就職するにあたって気になる事をしっかりと答えてくれた」と感想があり、ツアー終了後のアンケートに回答した全ての学生が「原子力産業への就職に魅力を感じた」「電力会社への就職を視野に入れたい」と回答しました。
原産協会では、今後も原子力産業界の人材確保の一助となる事業を進めてまいります。大学生、大学院生、高専生を対象に、早い時期に会員企業とコミュニケーションを取り、また原子力を将来の職業の選択肢として考えてもらえるよう、学生と企業の「コミュニケーションと出会い」の場づくりを企画します。会員の方々はぜひご活用下さい。
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