「ウラン2020-資源、生産、需要」(OECD/NEA、IAEA刊行)の図表による概要紹介等
経済協力開発機構/原子力機関(OECD/NEA)と国際原子力機関(IAEA)は2020年12月23日、世界のウラン資源、生産、需要についての最新情報(今回は2019年1月1日時点)を掲載した「ウラン2020-資源、生産、需要」を発表しました。本報告書は、OECD/NEAとIAEAが共同で、1960年以降ほぼ定期的に(最近は2年に1度)をとりまとめているもので、通称「レッドブック」と呼ばれています。
今回の報告書では、原子力発電の継続的な利用や熱利用・水素製造などの他の用途のための原子力発電の拡大を長期的に支援するためのウラン資源は十分に存在するとしている一方、昨今のウラン生産の大幅な削減やCOVID-19の影響下において、今後の課題は投資能力に関連するものになろう、と指摘しています。
報告書の図表による概要紹介はこちらから、また主要国におけるウラン資源量と生産量の表はこちらからご覧いただけます。
以 上
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