WNE2023(世界原子力展示会)にJAIFブースを出展

2023年12月8日

当協会は2023年11月28日(火)~2023年11月30日(木)、フランス・パリのノール・ヴィルパント展示場にて開催されたWNE2023(World Nuclear Exhibition:世界原子力展示会)に、日本の原子力産業のサプライチェーンやイノベーションの取り組み等を紹介するためブースを出展しました。

WNEは、仏原子力産業協会(GIFEN)が主催する展示会で、2014年に第1回が開催され、以降コロナ禍を除き隔年で開催されており、今回が第5回目の開催となりました。今回のテーマは”Connecting nuclear to the world: rising to the energy and environmental challenges”であり、エネルギーと環境の問題解決に向けて原子力が貢献するために、世界中の原子力関係者を繋ぐ機会となりました。 出展企業はEDFやOrano、Framatome、三菱重工業等の業界主要企業を始め、出展者数は780社、来場者は3日間で約23,600人に上り、フランスのみならず、世界各地のバイヤーやビジネスパートナー候補が会場に訪れました。

オープニングセレモニーでは、パニエ=リュナシェ仏エネルギー移行大臣、IAEAグロッシー事務局長、IEAビロル事務局長などが挨拶を行い、近年の原子力推進の高まりと、気候変動やエネルギーセキュリティ、競合性の観点から原子力の重要性を指摘しました。

当協会は、原子力国際協力センター(JICC)と共同で日本を代表するブースとして出展しました。ブースでは、当協会会員企業を海外向けに紹介するウェブサイトNuclear Industrial Directory of Japanを通じて、日本のサプライチェーンや会員企業・組織の紹介を行いました。来訪者は、日本関係者、海外関係者の他、日本に興味を持つ海外企業、団体など三日間で延べ149名に上りました。

個別企業の出展以外には、国別パビリオン(フランス、米国、英国、韓国、中国、ドイツ、フィンランド、ポーランド、スペイン等)がブース展示を行っていました。前回新型コロナウィルス感染防止のため参加がなかった中国がフランスに次ぐ2番目の大きさのパビリオンを、韓国が3番目の大きさのパビリオンを形成しました。

また、WNEにて当協会の植竹常務理事は、IAEAグロッシー事務局長、英国原子力産業協会(英国)グレイトレックス エグゼクティブ・ディレクター兼CEO、イタリア原子力協会(イタリア)モンティ理事長、中国核工業集団公司(中国)馬副社長、AP300SMR(米国)バランワル上級副社長とともに、新規原子力発電所導入の課題について各国の状況を共有しました。

WNEロゴ
会場外観
会場内
仏リュナシェ大臣
IAEAグロッシー事務局長
IEAビロル事務局長
オープニングセレモニー
パネルディスカッション
JAIF・JICCブース
ブース対応
前年次大会登壇者トンビニ氏
グロッシー氏との会合
MHIブース
フランス主要企業ブース
フランスパビリオン
カナダパビリオン
UKパビリオン
イタリアパビリオン
フィンランドパビリオン
ポーランドパビリオン
ドイツパビリオン
中国パビリオン
韓国パビリオン
スペインパビリオン

お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)