2009-3『服部原産協会理事長、北京で張華祝中国原産協会理事長と面談』
中国原産協会(CNEA)ホームページから
- 原産協会の服部理事長(=写真右側)は、2月19日(木)、中国核能行業協会(中国原産協会、CNEA)を訪問し、張華祝 理事長と面談しました。両理事長はそれぞれの協会の活動について紹介しあうとともに、いずれの協会もそれぞれの国の原子力産業団体として目的や事業活動に共通する点が多いことから、今後の交流を進める意義をみとめ、意見交換しました。意見交換の模様は簡単な議事録にまとめ、確認のため両理事長が署名しました。
- CNEAは、2007年4月、国務院の了解を得て民政部に承認されて北京に設立された全国規模の、非営利団体です。国防科学技術工業委員会副主任、国家原子能機構主任も歴任した中国原子力業界の有力者 張華祝氏の提唱で設立されました。同氏が理事長に就任しました。CNEAの現在の会員数は200で、政府と会員、会員相互、国内外との交流を進め、原子力産業の発展を図ることを目的としています。CNEAのウェブサイトは、http://www.china-nea.cn/default.aspx。
- 中国の原子力発電設備は現在910万kWで、これは電源全体の約1%です。今後増大するエネルギー需要と環境問題に対応するため、2020年までに原子力発電規模を4,000万kWにするという中長期計画を掲げて建設を積極的にすすめていますが、最近あらたに、7,000万kWに拡大すると方針が示されました。
原産協会は、CNEAを窓口として中国の関係企業・機関との相互理解の増進、原子力安全文化の共有に貢献していきたいと考えています。当協会国際部では、CNEAウェブサイト情報を適宜和訳するなどにより、中国の原子力情報をホームページ上で随時紹介していく予定です。(「CNEAウェブサイト情報の中文和訳概要」にリンク)
お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)