第28回日仏原子力専門家会合(N-20)の開催結果(2024.2.1)

当協会は、2月1日、東京にて「第28回日仏原子力専門家会合(N-20)」を開催いたしました。

 N-20会合は、日仏両国の原子力関係者が、原子力開発計画、その背景となる基本方針、また当面する諸問題について意見や情報を交換することにより、双方の相互理解と協力を促進し、ひいては世界の原子力平和利用開発の円滑な推進に寄与することを目的として、1991年以来ほぼ年1回のペースで日本とフランスで交互に非公開で開催しています。

 第28回となる今回の会合では、フランスからはフィリップ・ストー原子力・代替エネルギー庁原子力局長、日本からは新井史朗原産協会理事長をはじめとする、日仏の原子力産業界、研究機関、および政府関係者約40名が参加しました。

 会合では、原子力分野における日仏協力について議論を行いました。日仏両国の原子力政策の説明があり、その後、軽水炉の課題、燃料サイクルの課題、新規原子力開発、廃止措置および福島第一原子力発電所の課題、全般的な課題、研究開発トピックスについて分科会方式で取り上げ、議論を行い、多くの点で双方が共通の認識を示しました。また、共有した認識を共同声明にまとめました。

共同声明(英文)はこちら

共同声明仮訳はこちら

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