カザトムプロム訪問団との意見交換を実施
2023年11月17日
当協会は、11月10日(金)、来日中の世界第一のウラン供給業者であるカザフスタン国有原子力公社カザトムプロム社および関連企業の代表団と原子力事業における安全性および効率性向上に係る意見交換を実施しました。
カザトムプロムからは、同社が事業実施において、安全性や効率性を重視するとともに、環境保護をテーマに掲げており、ウラン採掘時には放射性物質が大量に飛散せず、環境負荷の小さいインシチュリーチング法が確立していることの説明があり、今後のウランの需給見通し等も話題となりました。
当協会からは、原子力施設の安全確保に関して、電力各社が自主的にさらなる安全性向上に取り組んでいることを、WANO、JANSIのピアレビュー、国内外の原子力施設におけるトラブル等情報、良好事例の共有を例として紹介しました。また、東日本大震災以降の原子力発電所における防火・防災の強化については、津波の際のがれき撤去を発電所員自らの力で迅速に行うため、大型特殊免許を取得し、日々重機操作の習熟訓練に取り組んでいることなどを説明しました。
以上
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