台湾電力が「福島 元気」フォーラムを台北で開催(2015.3.7)
福島復興ヘの祈りを込めて、台湾電力職員が千羽鶴を贈る。
台湾電力は3月7日、中華核学会と共に台北で「福島 元気」フォーラムを開催しました。当協会の協力の下、福島大学行政政策学類 丹波史紀准教授が福島復興の現状を、日本エネルギー経済研究所 村上朋子マネージャーが日本のエネルギー需給構造の将来像について講演を行いました。
また、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故から4年に際し、台湾電力 朱文成社長は復興に向けて粘り強い努力を続けている福島の人々に心より敬意の意を表するため、台湾電力職員が折った千羽鶴を贈呈しました。
福島大学の丹波史紀准教授は、福島の復興過程において、様々な多くの課題に直面したにもかかわらず、福島県は積極的に食品の放射性物質検査を行い、昨年は福島県内生産のお米は全て100Bq/kg の規制値をパスして出荷され、避難していた住民も徐々に帰還していることを指摘しました。
日本エネルギー経済研究所の村上朋子マネージャーは、2030年における日本の電源構成のベストミックスは、再生可能エネルギー25%、原子力25%、化石燃料50%と予測しました。従って、2015年度末には川內1、2号機を含め9基程度の原子力発電所が再稼働していることが期待されると述べました。
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