[JAIF] 日韓原子力産業セミナー |
第22回 日韓原子力産業セミナー平成12年10月25日
(社)日本原子力産業会議 日本原子力産業会議は、韓国原子力産業会議との間で原子力分野における民間ベースの交流を促進する目的で、1973年に協力覚書を締結した。1990年には政府間の原子力協力取極が締結され、これを枠組みとして原子力発電の安全性、放射線防護等の分野に関する協力も行われるようになった。また、1992年には両国の原子力発電開発の進展を踏まえて、より双務的な協力関係を確立するため上記覚書を改定した。 両国原産は、原子力開発利用に関する情報交換の場として、「日韓原子力産業セミナー」を毎年開催する事とし、第1回セミナーを1979年、韓国で開催した。以来、日本と韓国の原子力産業分野における相互の発展と協力の促進を目的に、毎年両国において交互に同セミナーを開催している。 昨年度は、第21回日韓原子力産業セミナーを韓国ソウル市にて開催し、日本側からは、電力、研究開発機関、メーカー等からなる25名の代表団が参加した。両国にとって関心の高いテーマである、原子力発電所の運転技術の向上、核燃料サイクルの技術開発、原子力産業をめぐる状況の変化と国民理解などについて発表があり、熱心な質疑応答と活発な意見交換が行われた。原子力を取り巻く環境は、一連の事故により、安全性や信頼性に対して国民の不安が生じている状況にあるが、このようなセミナーを通し、国を越えて原子力関係者がお互い手を握り、信頼回復にむけて協力することが必要であることを認識した。 第22回の「日韓原子力産業セミナー」は11月27、28日の両日、日本(東京)において開催することとなった。このセミナーでは、これまでの日韓の交流実績を鑑み、最近における韓国の原子力分野の進展状況をふまえ、今後の両国産業レベルで一層の協力に資するため、幅広い情報・意見交換をはかることとする。 このため、セミナーの内容ならびに関連する事項の検討を含め、当会議に日本側の準備委員会 (委員長: 山崎吉秀・電源開発(株) 代表取締役副社長) を設置して、韓国側と協議しながら準備を進めた結果、下記の通り開催することになり、参加の案内を行っている。
[プログラム]
以 上 |