原子力損害賠償・廃炉等支援機構の理事長に山名副理事長が就任、15日付

2015年9月14日

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構は9月11日、14日付で退任する杉山武彦理事長の後任として、15日付で山名元副理事長を理事長に就任させる人事を発表した。
 杉山氏は、元一橋大学学長で、2011年9月に発足した同機構(当時、原子力損害賠償支援機構)の初代理事長として、福島第一原子力発電所事故後の被災者への損害賠償や、東京電力の再生に手腕を発揮した。一方、後任の山名氏は、2013年8月設立の国際廃炉研究開発機構の初代理事長を務めた後、2014年8月に、原子力損害賠償・廃炉等支援機構が廃炉業務を加え改組された際に、副理事長に就任した。