大津市原子力災害避難計画案 9月25日より意見募集

2015年9月18日

 滋賀県大津市総務部危機・防災対策課は9月18日、同市が独自に策定した原子力災害避難計画案について、9月25日から10月15日まで市民から意見募集を行うことを発表した(http://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/005/1223/p/1441699512150.html)。
 同市は最も近い大飯原子力発電所からも概ね30km圏外に位置しているため、国の定める原子力災害対策指針に基づく避難計画の策定は不要だが、東日本大震災時、福島第一原子力発電所から最大47km程度離れた福島県飯館村にまで放射能汚染がおよんだ事例を受け、万が一に備えて今回の避難計画案を策定した。同計画案では、小松、木戸、和邇、葛川、伊香立などの地区を避難対象地域とした対策を挙げている。
 資料は同市役所総務部危機・防災対策課などで閲覧できるほか、同市ホームページにも掲載される。