秋の叙勲、元東北電力社長の幕田圭一氏が旭日大綬章

2015年11月4日

 政府は11月3日、秋の叙勲を発表した。原産協会関連では、元東北電力社長の幕田圭一氏(80歳)が旭日大綬章を受章した。幕田氏は、多年にわたって電気事業に携わり、業界の発展に尽力したほか、東北経済連合会会長として地域経済の振興に貢献した。また、同氏は、2005年に新潟県で開催された第38回原産年次大会の準備委員を務めた。
 外国人では、元米国国務副長官のリチャード・リー・アーミテージ氏(70歳)が旭日大綬章を受章した。アーミテージ氏は2012年に、ジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授とともに、原子力研究開発における日米協力の重要性を述べた「日米同盟-アジアにおける安定」を発表している。
 また、同日発表された文化勲章では、先般ノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章氏ら7名が受章した。