原子力エネルギーに関する日仏委員会第5回会合開催

2015年11月9日

 原子力エネルギーに関する日仏委員会第5回会合が11月10日と11日、都内で開催される。相川一俊外務省軍縮不拡散・科学部長が日本側議長を、D.ヴェルヴェールド原子力・代替エネルギー庁(CEA)長官が仏側議長をそれぞれ務め、日仏双方の関係当局及び機関が出席する。同委員会は2011年10月の日仏首脳共同宣言で設立が決定されて、以降東京とパリで交互に開催している。
 2015年10月5日の日仏協力に関するハイレベル対話では、両国首相がこの委員会の場で原子力エネルギー分野での両国間協力強化のための具体的提案を検討するよう要請した。これを受け、両国の原子力エネルギー政策、廃炉及び除染といった東京電力福島第一原子力発電所事故対応、原子力安全の強化、燃料サイクルに関する協力、研究開発、産業協力等について意見交換が行われる。