日立GE 国内廃止措置事業で英仏企業と協力協定締結

2015年11月11日

日立GEニュークリア・エナジーは11月11日、日本国内の沸騰水型原子力発電所(BWR)廃止措置事業について、英国のキャベンディッシュ・ニュークリア社およびフランスのアレバNC社それぞれと協力協定の覚書を締結したと発表した。
英国のキャベンディッシュ・ニュークリア社は、英国国内でガス冷却型原子力発電所の廃止措置を手掛けており、廃止措置の計画や廃棄物管理および発電設備解体に関して豊富な経験を持つ。また、フランスのアレバNC社も、沸騰水型原子炉を含む軽水型原子力発電所の廃止措置分野において、欧州や米国での廃止措置計画および発電設備解体に関して多様な経験を有している。
日本国内では一部の電力会社が原子力発電所の廃止措置を表明するなど、廃止措置に関する本格的な検討および準備が始まっていることを踏まえ、英仏の廃止措置分野で豊富な実績を有する2社と各々協力協定を締結することで、日立GEは廃止措置の検討段階から電力会社を支援し貢献していくとしている。