菅官房長官、「もんじゅ」に関わる規制委勧告受け「不退転の決意で」

2015年11月16日

 菅義偉官房長官は、11月13日の記者会見で、「もんじゅ」の保守管理不備に伴い、同日原子力規制委員会から文部科学大臣に対し勧告がなされた件について、「国民の信頼を得る最後の機会。不退転の決意で、文部科学省始め関係府省・関係機関で真摯に対応を検討したい」と述べた。
 また、核燃料サイクル政策の見直しに関する質問に対し、軽水炉によるプルサーマルと高速増殖炉サイクルとの位置付けの違いから、「『もんじゅ』の管理体制の問題が直ちに核燃料サイクルすべてに影響するものではない」と応えた。