川内2号機が通常運転に復帰、1号機に続き新規制基準クリア2基目

2015年11月18日

 調整運転中の九州電力川内原子力発電所2号機が11月17日の16時、原子力規制委員会による総合負荷性能検査を終了し、通常運転に復帰した。新規制基準をクリアしたプラントでは、同1号機に続いて2基目となる。
川内2号機の再開に向けては、同1号機とともに、2013年7月に規制委員会への新規制基準適合性に係る審査が申請された後、他のプラントに先んじて審査が進み、2014年9月10日に原子炉設置変更許可に至った。以降、先行した1号機が2015年9月10日に通常運転復帰後、2号機が10月15日に原子炉起動、10月21日に発電再開となった。
 現在、原子力発電所の新規制基準に係る適合性審査では、四国電力伊方3号機、関西電力高浜3、4号機が原子炉設置変更許可に至っているほか、計21基が審査中となっている。

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