放射線遮蔽マットのJIS規格改正
経済産業省は11月20日、計44件のJIS規格の制定・改正を発表した。
その中で、放射線遮蔽マットについては、新たな遮蔽素材の開発や、遮蔽性能を持つシートが市場に流通している実態を踏まえ、遮蔽素材の例示を追加するなどの改正が図られた。また、マットの構造について、繰り返し使用されても、変形、破損などが生じにくく、除染しやすい構造とすることを明確化し、これにより、安全性向上が期待できるとしている。遮蔽素材の例示として追加されたものとしては、新たに開発されたタングステン粉末と樹脂の複合材料などがある。