放射線に関する基礎知識を学べるカードゲームが発売
ボードゲームメーカーのタンサンアンドカンパニーは11月22日、遊びながら放射線に関する基礎知識を学べるカードゲーム「ラドラボ」を発売した。京都大学放射性同位元素総合センター・角山雄一助教監修。
ゲームは、2人対戦型で、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線の各放射線を表す「ラッドカード」と、遮蔽するものとして、紙、プラスチック板、鉛、水を表す「ブロックカード」を出し合い、「ラッドカード」で「ブロックカード」を「突破する」(放射線が遮蔽材を突き抜ける)ことで得点を競うというものだ。「ラッドカード」には、表す放射線の種類ごとにモンスターの絵が描かれており(例えばアルファ線は「アルファス」、ベータ線は「ベータン」)、子供でも親しめるよう工夫されている。正月団らん時にでも家族でゲームを通じ、放射線の種類や遮蔽材との関係などを勉強されてはいかがだろうか。
小売価格1,800円(税別)。内容紹介、購入方法などは、タンサンアンドカンパニーのホームページ(http://www.tansan.co/)参照。