FNCA開催 気候変動などテーマにアジアの国々で議論
原子力委員会は12月3日、第16回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)大臣級会合を12月8日に都内で開催すると発表した。オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムが参加する。今回の会合では、2015年度に開催される国連サミットやCOP21をふまえて、「気候変動と原子力の役割に関する新たな活動」をテーマとして、FNCAの原子力分野の気候変動対策への貢献や今後の更なる発展と新たな活動について討議し、共同コミュニケを発表する。2000年のFNCA第1回本会合開催から15年が経つことを機に、プラネット・サイエンス、農業分野の促進、原子力発電導入検討国をはじめとする国々での国民理解などを中心として新たに議論内容を検討していく。