福島の森林・林業の再生のための関係省庁プロジェクトチームが第1回会合
福島の森林・林業の再生のための関係省庁プロジェクトチームによる第1回会合が2月5日、髙木毅復興相、森山裕農水相、丸川珠代環境相らの参加のもと開催された。
2015年12月21日の環境省環境回復検討会では「森林における放射性物質対策の方向性について」で、生活圏から20メートルの範囲の森林や日常的に立ち入るキャンプ場などで除染を進めていき、それ以外の森林については必要に応じモニタリングを継続する方針を示したが、福島県等から森林・林業再生についての要望が出されている状況を踏まえ、「除染・復興加速のためのタスクフォース」のもと、関係省庁が総合的な取り組みを検討し、結果を三省庁連携の取り組みとして公表する。
第1回会合では、環境省が森林における放射性物質対策について、林野庁が福島県の森林・林業の再生に向けた取組について説明し、福島県の要望を踏まえた今後の方向性を議論した。3月に開催予定の第2回会合で、森林・林業の再生に関する取り組みをまとめ、公表する。